第74話  剣と琴

nyoiden_74.jpg 炩妃は乾隆帝が詠んだ孝賢皇后の詩を詩集にまとめることを璟瑟に持ち掛け、賛同を得ると、純粋な婉嬪(えんひん)を利用し編纂(へんさん)を進める。完成した詩集を見て乾隆帝は大いに喜び、後宮をはじめ皇族にも配布することを決定。炩妃の思惑どおり後宮内で孝賢皇后を称え、如懿を貶(おとし)める空気が漂い始める。そんなある日、乾隆帝は如懿と鉢合わせする。如懿の頑なな態度に腹を立てた乾隆帝は永璂(えいき)を愉妃のもとで養育させるよう命じるのだった。