第76話  雲の刺繍(ししゅう)

nyoiden_76.jpg 宮中では如懿と凌雲徹の関係があらぬ噂(うわさ)になっていた。噂を広めたのは炩妃(れいひ)だとにらんだ愉妃(ゆひ)は、如懿の噂を消すために、炩妃と凌雲徹の関係を噂して広めることに成功する。自分を守ろうとする炩妃は豫妃(よひ)を利用して、如懿と凌雲徹の噂を凌雲徹の妻・茂倩(もせい)の耳に入れる。豫妃とともに養心(ようしん)殿に乗り込んで来た茂倩は、乾隆帝の前で如懿と凌雲徹が私通していると証言し、その証拠と称して雲の刺繍(ししゅう)が施された靴を見せるのだった。