第80話  舟上の誘惑

nyoiden_80.jpg 乾隆帝一行は再び南巡へと旅立つ。如懿は両親に仲良くしてほしいという永璂の願いを聞き入れ、やむなく同行するが、夫婦の溝は簡単には埋まらなかった。進忠と炩貴妃(れいきひ)は行宮(あんぐう)で悶々とする乾隆帝を楽しませるため、芸妓(げいぎ)を呼んで仕えさせる。やがて乾隆帝は毎晩のように芸妓と享楽にふけるようになり、睡眠不足から健康を損ねてしまう。ある日、お忍びで街へ出かけた如懿は、乾隆帝を冷やかす講談師の話を耳にしてしまう。