第68話  太后誕生

miyue_68.jpg 稷の即位と共にユエは摂政となり、太后の尊号で呼ばれることになる。しかし、いまだ公子らによる内乱は続き、函谷関外に兵を駐屯させる各国は秦の混乱に乗じて侵攻をもくろんでいる。 羋姝は華と手を組み、華の本拠地である雍に身を移す。羋姝は華に王位を約束し、守旧派の支持獲得を狙い旧制度の復活を宣言する。華は羋姝から命を受け他の公子らと咸陽討伐に向かう。ユエは義渠の兵や白起らにこれを迎え撃たせると同時に、各国の使者を呼んで交渉を試みることにする。