第83話  格格(ゲゲ)の告発

nyoiden_83.jpg 永琪は持病の腐骨疽(ふこつそ)が悪化し、倒れてしまう。臨終の間際、永琪は乾隆帝に義母(はは)上を許してほしいと言い残し息を引き取る。その直後、永琪の格格(ゲゲ)・胡蕓角(こうんかく)が皇后を告発する。凌雲徹の刑死は愉妃の独断によるものであること、更に皇后は無縁墓地ではなく吉相墓に葬るよう求めたため、永琪は罪悪感に苛(さいな)まれ病が悪化したと告げ、命を絶つ。その言葉を真に受けた乾隆帝は如懿から皇后の印である金冊(きんさく)と印璽(いんじ)を没収し、金輪際会わぬと言うのだった。