第74話  草原の誓い

miyue_74.jpg 義渠の軍営を咸陽外に移したのは黄歇の案だったと知った義渠君は、ユエに不満をぶちまけ草原に戻っていく。その後ユエの懐妊が分かり、2人は草原の天の下に永遠の誓いを立て夫婦となる。 朝議に集まった臣下を前に、ユエは「夢に先王が現れて身ごもった」と告げ、その場を去る。臣下は納得しないが、庸芮は黄歇の進言通り、鳥の卵をのんで懐妊したという始祖神話や斉王室の例を挙げて、生まれる子供に嬴姓を名乗らせることを納得させる。