第10話  王妃の里帰り

dokkokara_10.jpg 寧都王妃となった般若(はんじゃく)は上手に宇文覚(うぶんかく)を出し抜き、夫の宇文毓(うぶんいく)が民心を得られるよう手柄を立てさせる。一方、曼陀(ばんた)は楊堅(ようけん)の機嫌を取りつつ、裏では伽羅(から)の許婚・李澄(りちょう)に接近。彼を誘惑し伽羅と宇文邕(うぶんよう)の噂話を聞かせる。すると、独孤(どっこ)家に般若が里帰りした日、皆が一堂に会す盛大な宴が催される中、酔った李澄が騒ぎを起こして...。