第12話  未練と執着

dokkokara_12.jpg 曼陀(ばんた)が李昞(りへい)に嫁ぐことになり、諦めきれない楊堅(ようけん)は駆け落ちを計画。泣いて断る曼陀に何十年でも待って必ず娶ると誓う。そして、彼は曼陀の乳母が死ぬ間際に遺した「黒幕は宇文護(うぶんご)」という言葉を信じ、宇文護の屋敷に押し入る。一方、無実が証明され、李澄(りちょう)との婚約が解消された伽羅(から)は、曼陀の婚儀には出ずに済慈院で過ごすことに...。