第3話  亀裂

reiki_03.jpg 秦で乱が勃発。呂不韋は華陽(かよう)太后に成蟜(せいきょう)の野心を試す機会になると説得、乱討伐のため成蟜の出陣を認めさせる。衛王府で、嬴政は麗が幼少時の命の恩人だと知る。秦王だと明かさぬままその場を去ろうとする嬴政に、その心を察した衛王は麗の肖像画を献上する。成蟜は趙の嘉太子(かたいし)から先王の遺志は自身の立太子だったこと、呂不韋の謀略により実母が殺されたことを吹き込まれ、兵を率い嬴政に王位を譲るよう迫るのだった。