第26話  最期の願い

dokkokara_26.jpg 吐血が続き余命を悟った独孤信(どっこしん)。彼は宇文邕(うぶんよう)が宇文護(うぶんご)との取引材料に独孤信の長男・独孤羅(どっこら)の命を提案したことに不信感を抱き、伽羅(から)と楊堅(ようけん)の縁談を決める。そして、伽羅は葛藤しつつも父親の最期の願いを叶えることを決意する。こうして、彼女は甘州から戻らない楊堅に代わって花婿役となった仮面の男性と婚儀を行って...。