第27話  命の償い

dokkokara_27.jpg 楊(よう)家の屋敷に入った伽羅(から)は冬曲(とうきょく)を執事にして立派に家事を仕切り始める。その頃、伽羅と楊堅(ようけん)の結婚を知った曼陀(ばんた)は取り乱すが、妊娠がわかると隴西郡公夫人としての地位を固めようと心に決める。一方、里帰りした伽羅と親子水入らずの時間を過ごした独孤信(どっこしん)。彼は宇文護(うぶんご)に文を書くと翌朝、尉遅康(うっちこう)の反乱の責任を負ったのだった...。