第28話  再燃する火種

dokkokara_28.jpg 母親からの文で初めて自分の結婚を知った楊堅(ようけん)。彼は慌てて蒲阪に戻ると楊忠(ようちゅう)に結婚はご破算にすると息巻くが、独孤信(どっこしん)の訃報を知らされると大人しくなる。その頃、都では宇文護(うぶんご)が独孤信を死に追いやったと悪い噂が立ち、この機を逃さず般若(はんじゃく)は宇文護から兵権を取り上げようと企む。そして、自ら朝議に乗りこんでいった般若は...。