第8話  後宮

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嬴政は麗に刀を向けるも、やはり殺すことはできない。良人(りょうじん)に封じられた麗は、宴の席で蒙武(もうぶ)との手合わせに勝利する。しかし嬴政は、報奨として祖父の短剣を返してほしいという麗の願いをはねつける。その夜、嬴政は麗に出産を許す代償として、秦を生涯離れないと誓わせ、自身の子だと皆に思わせるため床入りを求める。しかし憎悪をあらわにする麗をどうすることもできず、景(けい)良人と情を交わすのだった。荊軻は王宮に忍び込むが、すぐに見つかり投獄されてしまう。