第14話  脱出

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天明が戻り、嬴政の称賛を受ける韓申。李仲(りちゅう)に刺客だと疑われるが、麗の機転で助けられる。呂不韋は各国から相次ぐ仕官要請を黙過していた。彼の復権を恐れた李斯のざん言により、嬴政は洛陽で呂不韋を詰問するが、息子の天下統一だけを望むという言葉に心を動かしかける。その時、呂不韋が楚に仕官すると誤解した食客が祝いに駆けつけた。嬴政は激怒し、呂不韋に流刑を言い渡す。麗は韓申の導きで脱出を図るが、警備が厳しく、後ろ髪を引かれる思いで天明を置いていく。