第15話  再会

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傷心で酔い潰れていた荊軻は、高漸離と再会、手合わせを通じて励ましを受ける。韓申の手引きで王宮からの脱出に成功した麗は荊軻と再会を果たす。独り涙を流す蓋蘭に、韓申は「同士」だと慰めるのだった。同じ頃、秦王宮では麗失踪で大騒ぎとなっており、趙高は清児をはじめ、お付きの侍女たちを厳しく尋問する。一方、蜀(しょく)への流刑を言い渡された呂不韋は自害する。嬴政は冷静さを装うが、直後に麗の失踪の報せを受けると、急ぎ咸陽へと馬を走らせるのだった。