第14話  過去と未来

kouteinokoi_14.jpg 康熙帝の琳琅への想いを察した恵妃は、琳琅の隠された出自を知るゆえに苦悩する。正体が露呈すれば、納蘭家は破滅を覚悟せねばならない。一方、康熙帝の働きかけが功を奏し、断片的に少しずつ幼少期の記憶を取り戻し始めた琳琅は、容若から聞かされていた自分の生い立ちに疑問を感じていた。問い詰められた容若は、自分を疑う琳琅を非難し、過去と未来のどちらが大事なのか、と諭すのだった。