第20話  初恋の終わる日

kouteinokoi_20.jpg 無実の罪で処刑される翠雋の不運を嘆き悲しむ琳琅。その姿を見て、容若は決断する。翠雋への生涯の愛を康熙帝に誓い、婚儀を願い出たのだ。すんでのところで罪を許され、一転して幸せの絶頂となった翠雋は、辛者庫に戻り嫁入り支度を始める。だが容若と琳琅は、長い年月あたためてきた想いを忘れ去ろうと、それぞれ苦しんでいた。輿入れの日、琳琅は思い出の品である玉の簫を翠雋に贈り...。