第33話  愛憎

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裏切られたと嘆く嬴政に李仲は、麗の行いが弱者への深い情と嬴政への愛によるものであると擁護する。一方、田光の容体から、荊軻は丹太子をさらったのは丹頂門だと推測。荊軻一行が消息通の秦舞陽(しんぶよう)を訪ねたところ、高漸離(こうぜんり)と再会する。やがて丹頂門の居場所を突き止めた荊軻一行は、無事、丹太子を救出する。同じ頃、再び嬴政の怒りを買った李斯に、敏夫人は昌平君の慎重さを見習うよう忠告するのだった。