第34話  未練

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荊軻は麗を忘れられず、泥酔してしまい、蓋蘭に介抱される。気付くと2人は同じ床で寝ていた。高漸離は丹太子と手を切るよう荊軻に忠告するが、荊軻は理解できない様子。韓申は成蟜に帰国を説得するため、家を訪ねる。麗は清児(せいじ)に、幼い頃に出会った少年の話をする。太后は戸惑いながら訪ねてきた嬴政に、麗の嘘は愛ゆえのものだと諭すのだった。朝議で麗の処分について議論が交わされる中、嬴政は途中でやってきた天明を抱き上げて去る。嬴政は麗の解放を決意していた。麗は、敏夫人の謀略を楚良人に話し始めるのだった。