第81回  江戸時代のベストセラーで京めぐり~貝原益軒『京城勝覧』

今回は、17日間で京都をめぐる江戸時代のガイドブック「京城勝覧」で紹介されている東山コースをめぐる。このコースは旅の一日目として紹介されており、出発点は三条大橋近くの豊臣秀次ゆかりの瑞泉寺。ここは江戸時代の人にとっては記憶に新しい「秀次事件」の現場だ。無残に処刑された秀次一族に手を合わせた後は、空也上人開創の六波羅蜜寺に向かう。こちらは平清盛が平家一門の拠点とした場所で、境内には清盛塚がある。
次に向かうのは、このコースのハイライトである清水寺。今も昔も京都観光の定番である清水寺を、「清水寺遊楽図屏風」を元に当時の参詣の様子を紐解く。音羽の滝での滝行や、境内で繰り広げられる酒宴など、今では見られない当時の様子を専門家の解説で案内。 願掛けで清水の舞台から飛び降りた人の生存率は?
最後は清水寺に隣接する地主神社に足を運び、江戸時代も願掛けが行われていた「恋占い石」などを紹介。江戸時代の儒学者・貝原益軒が愛した京都をめぐる。

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