第36話  諦め

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韓申との決闘で負傷した嬴政は、天明を渡すと麗に告げて去る。麗は心を痛めつつ、天明との再会を喜ぶ。鞠武(きくぶ)は丹太子と再会して、麗が永巷にいたことを話し、秦の罪人である樊於期を辺境へ送るよう勧めるが、丹太子は却下する。外で話を聞いた荊軻は麗の身を案じる。嬴政は麗を忘れるため韓に出陣するが、途中ではぐれてしまう。李仲に助けを求められた麗は、韓申に嬴政への思いを告げ、天明を託し韓へ赴く。一方、山中では嬴政が敵の兵士に囲まれていた。