第28話  太皇太后の教え

kouteinokoi_28.jpg 体調のすぐれない太皇太后に望まれ、慈寧宮に仕えることになった琳琅。そこで写本を命じた太皇太后の真意は、皇帝の女人としての心得を学ばせることにあった。太皇太后は、先帝の寵愛を一身に受けた端敬皇后について語り、幸せの陰には誰かの不幸があると教え諭す。その時、康熙帝が倒れたとの知らせが入った。病床に駆けつけた太皇太后と琳琅は、危険な劇薬を処方するしかないと聞かされ...。