第42話  真実

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眠りから目覚めた嬴政は、麗が自分の代わりに兵を率いて嘉公子と戦っていると知り、心を痛める。李仲と落ち合う約束の日を過ぎ、ようやく現れた麗を嬴政は抱きしめる。秦王暗殺のため、荊軻と丹太子は降伏の証しとして、領土の他に樊於期の首を献上する策を立てる。韓申は荊軻の秦王暗殺を止めるため、天明が荊軻の子だと告げる。すべての誤解が解け、後悔と自責の念に駆られる荊軻。しかし樊於期が既に犠牲となった今、もはや後戻りはできなかった。