第45話  不信

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秦王宮に忍び込んだ韓申は、荊軻が燕の使者として入朝し、秦王を暗殺するつもりであることを麗に告げ、王宮から脱出すべきだと説得する。更に、韓申が荊軻に天明の実父が荊軻であることを打ち明けたことを知り、麗は驚く。最初は王宮から脱出することを迷っていた麗であるが、天明は扶蘇を太子に立てるための道具であると話す嬴政の言葉を耳にし、大きな衝撃を受ける。麗は天明を韓申に託し、1人で王宮へ戻るのだった。同じ頃、咸陽(かんよう)到着を目前にした荊軻と秦舞陽の一行に蓋蘭が合流する。