第39話  容若の献身

kouteinokoi_39.jpg 容若の手引きで皇宮を脱出し、人里離れた小さな家に隠れ住むことになった琳琅と長慶。夢見ていた兄妹水入らずの穏やかな暮らしが、そこにはあった。8年前の一件を再調査した康煕帝は阿布鼐の無実を認め、名誉を回復するとの通達を出す。そんな時、隠れ家を見つけた呉子墨が、再び康煕帝暗殺の計画を長慶に持ちかけた。憎しみを捨てきれない長慶は、琳琅に何も告げぬまま計画に乗ることを決意する。