最終話  康煕帝と良嬪

kouteinokoi_40.jpg 琳琅を諦めようとしない康煕帝に、大清国の皇帝としての自覚を促して諭そうとする太皇太后。だが、康煕帝の愛は揺るがない。それを予想していた太皇太后は、想いを断ち切らせるため、琳琅に自害を命じていた。琳琅がつながれる獄舎に自害に使う白帯を持って現れたのは、皮肉にも8年前に琳琅の命を救った恵妃だった。過ぎ去った幸せな日々の思い出が、死を目前にした琳琅の脳裏に次々と蘇る...。