第3話  宮女選びの結末

reio_03.jpg 宮女選びの試験で手を抜いた沈珍珠だったが、最終選抜での振る舞いが玄宗に気に入られ、意に反して入選してしまう。そして皇太子の進言により、広平王府の宮女として仕えることが決まったのであった。楊国忠は水面下でたびたび沈家を訪れていたが、その目的は雲南王の独孤家を従わせることができると言われている令牌「麒麟令」だった。それを知った李俶は急いで沈家へ向かい、「麒麟令」を自分に差し出すよう沈易直を説得するのであった。