第4回  オーブリー・ビアズリー

オーブリー・ビアズリー 第4回

オスカー・ワイルド『サロメ』の世界を、退廃と官能が濃厚に漂うモノクロームのイラストで表現したオーブリー・ビアズリー。ヴィクトリア朝のイギリスのみならず、ヨーロッパでセンセーションを巻き起こしました。わずか二十五歳で夭折するまでに遺した作品は世紀末的な感性に彩られ、今なお刺激的です。ご紹介する作品は、ビアズリー「サロメ」、「髪盗人」ほか。