第15話  誕生日の贈り物

reio_15.jpg 療養から広平王府に戻った沈珍珠は、翌日が李俶の誕生日であると知り、徹夜で手縫いの靴を完成させる。心のこもった贈り物に李俶は気持ちが和むが、楊国忠を刺激せぬよう表向きは崔彩屏を厚遇する。端午節になると、李俶は避暑に行くという名目で、ある人物を訪ねる。一方、珍珠は避暑に同行せず亡くなった両親の供養をしに寺へ行く。その寺にやってきた安慶緒は再び珍珠に言い寄るが、珍珠は頑なに拒否するのだった。