11月8日~11月12日

11月8日(月)
「韓国次期大統領で変わる?日韓関係&朝鮮半島最新情勢」

ゲスト:平井 久志(韓国・慶南大学極東問題研究所フェロー)、五味 洋治(東京新聞論説委員)

来年3月の韓国大統領選挙に向けた与野党の大統領候補が5日出揃った。保守系最大野党「国民の力」では、最有力候補とみられていたものの失速していた尹錫悦(ユン・ソギョル=60歳)前検事総長が反転攻勢し、大混戦を制した。左派系与党「共に民主党」の候補は、既に「韓国のトランプ」の異名を持つ李在明(イ・ジェミョン=56歳)前京畿道知事に決定しており、最終的な対決構図は尹氏と李氏の事実上の一騎打ちとなった。新大統領の誕生は日韓関係にどう影響するのか?一方、北朝鮮は軍事挑発を再開したが、米韓両政府の間で「朝鮮戦争終戦宣言」を模索する動きも...!韓国大統領選挙&朝鮮半島の最新情勢と今後の行方を探る。


11月9日(火)
「中国・習主席が用意する台湾統一への謀略を検証!核戦力の異常な増強の意味とは?」

ゲスト:河野 克俊(前統合幕僚長)、村井 友秀(東京国際大学特命教授 / 日本防衛学会会長)

中国共産党は、重要会議である中央委員会第6回総会(6中総会)を11月8日から開催。習近平主席は国家指導者として、毛沢東・鄧小平に続いて3人目の歴史決議を断行し、長期政権確保への権威付けと専制強化を謀る見通しだ。一方、中国の核戦力増強が止まらない。米国防総省は、中国の軍事力に関する年次報告書を公表し、中国が保有する核弾頭が2030年までに1000発になる可能性を指摘。さらに、迎撃が困難とされる極超音速兵器の実戦配備に対する警戒を強める。背景には、中国が「崇高なる目標」と位置付ける台湾統一への策動が透けて見える。中国の台湾侵攻は不可避なのか?専門家が習主席の台湾統一に向けた策略を解き明かし、日米の対処戦略を提言する。


11月10日(水)
「代表辞任へ 枝野体制終焉で立憲民主党は変われるか?」

ゲスト:泉 健太(立憲民主党政務調査会長 / 衆議院議員)、鈴木 哲夫(番組コメンテーター / ジャーナリスト)

立憲民主党・枝野幸男代表は今月2日の執行役員会で、先の衆院選で14議席減らした結果への責任をとる形で代表辞任を表明した。これを受け、党内では「ポスト枝野」をめぐる争いが本格化し、情勢が混沌としている。 2017年10月の結党以来続く枝野代表によるトップダウンの党運営から脱却し、世代交代を進めることはできるのか?今回の衆院選における敗因の1つとされる共産党との共闘路線に変化は?第3極として議席数を大幅に増やした日本維新の会とは、どう向き合うのか?次期代表候補の一人とされる泉健太政務調査会長に、立憲民主党の近未来を問う!


11月11日(木)
「コロナ第6波への備えは万全か?西村康稔・前担当相を直撃!」

ゲスト:西村 康稔(前経済再生・コロナ対策担当相 / 自民党コロナ対策本部長)

急減した新型コロナウイルスの新規感染者数。「ウイルス死滅説」や「ワクチン効果」など、様々な理由が考えられるが、ウイルスに新たな変異が起こる可能性も。岸田文雄政権は"第6波"に備えているが、対策に抜かりはないのか?そもそも、去年公表された政府のコロナ対策を検証した民間臨調の報告書では「泥縄だったけど、結果オーライ」という政府関係者の声を紹介していたほど、反省点が目立った。"第6波"や"新たなウイルス"の来襲に備え、総括は不可欠だ。最前線で感染症と闘った西村康稔・前コロナ対策担当相を直撃!


11月12日(金)
「注目される「男性学」って何? / コロナ禍が変えたエンターテインメント業界」

ゲスト:笹井 裕子(ぴあ総合研究所 所長)、田中 俊之(大正大学准教授)

注目のニュースを、ゲストの論客とBS11解説委員のジャーナリスト・二木啓孝が徹底解説する「NEWS勘どころ」、ゲストが独自の目線でニュースに切り込む「クロスアングル」、そして気になる新聞記事を深堀りする「ニュースのツボ」の、3つのコーナーをお届け。
今回のクロスアングルは「男性学」について考える。育児や仕事など、女性の社会問題が注目されがちだ。しかし、男だって男ならではの問題を抱え、生きづらさを実感している。こうした"男もつらいよ"を真正面から捉えるのが「男性学」。男性ならではの悩みと、その解決策とは?
もう一本の「クロスアングル」は、コロナ禍で壊滅的な被害を受けたエンターテインメント業界の近未来を予測する。コロナ感染者も減り、平常の生活が戻りつるあるものの、危機に瀕した日本のエンタメ業界はいつ完全復活するのか?専門家に聞く。