第17話  笛の持ち主

reio_17.jpg 再び万事通の元を訪れた沈珍珠は、呉興太守であった父 沈易直から沈家に代々伝わるお守りとして渡された玉佩が、雲南の独狐家の「麒麟令」であることを知らされる。その帰り道、安禄山の密偵と接触した珍珠は、あの笛の持ち主が広平王 李俶であることを告げられ激しく動揺する。李俶は金城郡の太守の殺害事案を調べるため、珍珠を伴い金城郡を訪れることに。物取りの犯行かと思われたが、李俶と珍珠の検分により新たな事実が判明し...。