第21話  広平王妃の座をかけて

reio_21.jpg 沈珍珠と崔彩屏は共に流産した。李俶は妻子を守れなかったことを悔やみ、かいがいしく珍珠を看病する。だが李俶を両親の敵だと信じる珍珠は、そっけない態度を取り続けるのだった。子を失ったものの、李俶に気遣ってもらえない崔彩屏は、将来を悲観して取り乱す。そんな娘を哀れに思った韓国夫人は、楊貴妃の協力を得て一計を案じた。勅命により、ついに李俶の正妃が決まる。だが勅命の内容は驚くべきものだった。