第8回  モリゾとカサット

モリゾとカサット 第8回

印象派を代表する女性画家・モリゾとカサット。画壇も社会も男性優位だった時代に、女性が生涯画家であり続けるには数々の困難がありました。しかし、強い意志と情熱をもって、微笑ましい親子像や親しい人々をテーマに描き続けた二人の作品には、今も穏やかな幸せが息づいています。ご紹介する作品は、ベルト・モリゾ「ロリアンの小さな港」、「ゆりかご」、メアリ・カサット「桟敷にて」「庭に立つマーゴ」ほか。