最終話  愛の証明

kaido_52.jpg 銃を手に朗(ろう)家に戻った朗月軒(ろうげつけん)の脳裏には幼い日の記憶がよみがえっていた。彼は胭脂(えんし)を殺害した真犯人は施済周(しせいしゅう)だと告発。クーデターの失敗を知り追い詰められた施済周は朗月明(ろうげつめい)を人質にして逃亡を図る。それを追った朗月軒と顧海棠(こかいどう)は朗月明を助けるため施済周に芙蓉膏の処方を差し出すことに。だが、その時、銃声が響いて...。