11月26日放送  福島原発事故はなぜ起きたのか?元東電副社長が語る

ゲスト:石崎 芳行(東日本国際大学 福島復興創世研究所副所長 客員教授 / 元東京電力副社長)

2011年3月11日に起きた東日本大震災。未曽有の被害を出し、今でも多くの人たちが様々な傷を負ったまま暮らしている人がいる。また地震と津波の影響を受け東京電力、福島第一原子力発電所が緊急停止。その後、制御不能となり、建屋が大爆発を起こし、放射性物質が大量に放出される大規模な原発事故となった。その影響で福島原発近くに住む多くの人たちは、否応なしに避難生活を強いられた。あれから10年。帰還困難地域は徐々に減ってきて、住民も戻ってきたものの全ての住民が帰還できるメドは、はっきりと立っていない。この影響を受け、原発反対の声が高くなり、日本のエネルギー政策に大きな影響を与えている。日本のエネルギー政策は、そして原子力発電所の扱いは今後どうなるのか。原発事故当時に東京電力の経営陣として、そしてその後、福島復興本社代表にもなった石崎芳行・元東京電力副社長に聞く。