第7話  苦肉の策

kayoueishi_07.jpg 謝霄と飲んで酔い潰れた日の翌朝、今夏は楊岳とともに修竹の護送に同行せよとの命を受けた。しかし護送の途中で賊の襲撃を受け、修竹に逃げられてしまう。単身、修竹を追った今夏の前で覆面を取った賊は、なんと謝霄だった。謝霄は修竹の引き渡しを拒み、修竹の代わりに自分を殺せと迫る。謝霄の義侠心を理解しつつも、みすみす見逃すわけにいかない今夏は、取り逃がした体を装うため、自分の腕を斬って逃げろと言うが...。