第10回  ジョルジョーネ

ジョルジョーネ 第10回

イタリア、水の都で花開いたヴェネツィア・ルネサンス。その立役者の一人がジョルジョーネでした。三十代前半で夭折し、残した真作の数もごくわずかながら、後世に与えた影響は計り知れません。いまだ謎多き「嵐(テンペスタ)」は、"史上最も議論を呼んだ傑作"として、今も私たちを惹きつけています。ご紹介する作品は、ジョルジョーネ「嵐(テンペスタ)」、「田園の奏楽」、ジョヴァンニ・ベッリーニ「牧場の聖母」ほか。