#3 避難小屋の真実
パリ近郊に住む夫婦がナイフで襲われた。夫は助からなかったが、妻は何とか一命をとりとめる。その犯罪手口は現在服役中の連続殺人犯を思わせるものだった。模倣犯の仕業だろうか?しかしバルタザールの分析は全く別の方向へと向う。事件現場で発見された蚊のDNAから、山間の村に住むカミール・ベルトランの名前があがる。エレーナ、バルタザール、デルガドは事情聴取のため雪深い村へ向かうが、前科者であるカミールが地元の警察で自分がこの事件の犯人だと自白していた。また山小屋の近くから遺体が発見される。保存状態もかなり良好だったその遺体はカミールの父親だった。遺体の状態から父親は20年前に殺害されたものと判明する。