第48話  粗暴な皇帝

reio_48.jpg 李俶と葛勒可汗は楽師に扮して洛陽の皇宮に潜入する。皇帝となった安禄山は、以前にも増して粗暴になっていた。そんな安禄山に周囲は反感を強める。内侍の李猪児も、その1人だった。李猪児の思いに気づいた李俶は、彼を仲間に引き入れようと画策する。同時に李俶は、ある楽府の一節を文にしたため沈珍珠に送る。それを見た珍珠は、李俶がそばまで来ていることを知り、涙するのだった。そして珍珠の誕生日、ついに再会がかなう。