第51話  再び現れた刺客

reio_51.jpg 李倓は太原城の包囲を解くため戦っていた最中、顔に大きな傷を負う。だが傷のおかげで慕容林致との距離が縮まり、李倓は大喜びする。張皇后は李俶に対抗するため、李係を天下兵馬大元帥に据えようと画策していた。だが李泌は無能な李係に重責は担えないと判断し、謹慎中の李俶の復職を願う。同じ頃、浄慧寺にいた沈珍珠は何者かに命を狙われる。幸い事なきを得たものの、珍珠は両親の敵が別にいるのではと考え始めた。