第88回  細川ガラシャ 波乱の生涯~花も花なれ 人も人なれ~

解説:山村純也(らくたび)

戦国乱世に気高く咲いた一輪の花。今回は、明智光秀の娘、明智玉、後の細川ガラシャの波乱の生涯に迫る。
最初に訪れるのは、玉が新婚時代を過ごした勝龍寺城の本丸跡に整備された勝竜寺城公園。勝龍寺城は、当時の最新技術を結集した画期的な城で近世城郭の原点とも言われている。幸せな日々を過ごした玉の勝龍寺城時代に思いを馳せる。
次に訪れるのは、丹後半島の東に位置する宮津市。丹後南部を平定した細川藤孝に付き従い忠興・玉が移り住んだ宮津城跡や父・光秀の首塚が伝わる盛林寺、「本能寺の変」後に玉が幽閉されたとされる未土野の地をめぐる。
最後に訪ねるのは、幽閉を解かれた玉が移り住んだ大阪・玉造の細川屋敷跡。幽閉生活でうつ状態になった玉が出会ったものとは?
壮絶な最期を遂げた細川ガラシャの生涯をらくたびの山村純也さんの案内でゆかりの地を紹介する。

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