第31話  辣腕(らつわん)なる代行者

eiraku_31.jpg 嫻妃(かんひ)は皇后の代理を任されると、その手腕をふるい始めた。難民救援と皇后の回復祈願のため食糧の配給を提案し、皇太后からさらなる信頼を得る。配給当日、偽の難民が押し寄せ大混乱となるが、袁春望がその場を収め弘昼(こうちゅう)も援護に現れる。嫻妃の策により難民への食糧配給は無事に行われた。袁春望は手柄により辛者庫の管事に抜擢され、嫻妃も称賛の的となる。面白くない高貴妃は、皇太后の誕生日の祝宴で寵愛を得ようと、絶技の披露を計画する。