第67話  洛陽への旅

reio_67.jpg 范陽に戻った史思明は、腹心の多くが左遷されたことを知る。張皇后の仕業だと確信した彼は、再び唐に背く決意を固めた。独孤靖瑶は李俶の心をつかめず思い悩む。そんな彼女を見た沈珍珠は、単独で洛陽に行くことにした。独孤靖瑶と李俶を2人きりにして、仲を深めさせようと考えたのだ。そんな中、独孤靖瑶と李俶に史思明討伐の勅命が下る。2人での行軍に胸を躍らせる独孤靖瑶だったが、沈珍珠を想い続けるばかりの李俶に、深く傷つく。