第35話  縁談の波紋

eiraku_35.jpg 傅恒が爾晴との縁談を承諾したことは波紋を呼んだ。純妃(じゅんひ)は傅恒を呼び出し、傅恒が長年身に着けてきた房に隠された、彼自身さえ知らない秘密を告げる。傷心の純妃に近づく嫻貴妃は、妃(ひ)だった頃とは別人のようだ。昏睡から覚めた皇后は傅恒に縁談を思い直すように諭すがその決心は固く、乾隆帝に縁談の撤回を懇願しても聞く耳を持ってもらえない。一方、傅恒の縁談で涙した瓔珞は袁春望の叱咤激励を受け、前向きに歩き出そうとしていた。