第40話  最後の願い

eiraku_40.jpg 愛する永琮を失った皇后は、乾隆帝に詰め寄り我が身の運命を呪う。乾隆帝は自ら永琮の葬儀を取り仕切ろうとするが、金川(きんせん)で反乱が勃発。皇后に寄り添うことなく、連日のように大臣を召して対応に当たるのだった。一方、悲しみに沈む長春宮では爾晴が見舞いに訪れていた。爾晴が長春宮を去った後、皇后は明玉にもち米菓子を作らせ、その隙に宮殿を抜け出す。そして翌朝、紫禁城に戻ってきた瓔珞が耳にしたのは訃報を告げる鐘で...。