第81話  崩御

reio_81.jpg 内飛龍使や李輔国の寝返りにより追い詰められた皇后は、人質に取っていた沈珍珠に剣を向ける。だが芝居を打った珍珠に気を取られている隙に剣を奪われ、もみ合ううちに転倒して命を落とす。その一部始終を床の上で見ていた粛宗は、李俶に皇后の皇籍を剥奪することを命じ、唐の天下を託して崩御する。一方、自らの命が長くないことを李俶に内緒にしておくよう慕容林致に頼んだ珍珠であったが、李俶は独孤靖瑶から真実を聞いてしまうのだった。