第4話  顧(こ)家の秘密

togu_04.jpg 豊朝皇帝は皇太子殺害の真相を究明するため、第二皇子の李承鄴を国境の安護府へ派遣。同時に西州との和親を進めるべく、第五皇子の李承鄞を西州に向かわせる。承鄞が国書を携え西州王に謁見していると、朔博(さくはく)国の使者も和親を求めてやってくる。朔博の使者と安護府の高顕(こうけん)将軍がもめている間、承鄞は叔母である明遠に会いに行く。自らの死期が近いことを悟った明遠は、承鄞を地下の密室に案内し、ある秘密を告げる。