第91回  冬こそ京都へ!非公開文化財特別公開~東本願寺・興聖寺・大光院~

通常は公開されていない寺院や文化財が特別に公開される観光キャンペーン「京の冬の旅」。今回公開されている中から3寺院を巡り、魅力に触れる。
まず向かったのは、京都駅のほど近くにある東本願寺。一般初公開となる御影堂門は、木造建築の二重門としては日本一の高さを誇ると言われている。威風堂々と建つ御影堂門の楼上にあるものとは?
次に訪ねるのは、40年ぶりに「京の冬の旅」に参加する上京区の興聖寺。臨済宗興聖寺派の本山で、武将茶人・古田織部ゆかりの寺。青が印象的な海中写真『青波の襖』が奉納された方丈をはじめ、みどころも多い。またテレビ初公開となる場所で、連綿と受け継がれてきた"あるもの"を紹介する。
最後に訪ねるのは、今回が初公開となる大徳寺の塔頭、大光院。豊臣秀吉の弟・秀長の菩提寺として奈良・大和郡山に創建され、後に大徳寺山内に移された。狩野探幽筆の屏風を襖に直したものと伝わる「雲龍画」の襖絵や戦国武将・黒田官兵衛好みの茶室など、今しか見ることのできない貴重な文化財たちに出会う。

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