第54話  命と引き換えの反撃

kayoueishi_54.jpg 陸繹は重傷の青玄のために身代わりの骸を用意して獄から逃そうと考えた。しかし、自分の死で厳家に対する皇帝の信頼が揺らぐならと、すでに死を覚悟していた青玄。2人の関係を厳世蕃に暴かれることを心配し、もう牢には来ないようにと陸繹を諭し、自分にできる最後のこととして血書を手渡す。そこへやってきた厳世蕃は青玄の首に刀を突きつけ、背後にいる者は誰か白状しろと迫る。青玄はこれを拒否したかと思うと...。