第19話  仕掛けた罠

togu_19.jpg 宮中で蹴鞠(しゅうきく)の試合が行われることを知った小楓は、永寧と珞熙の3人で観戦することに。小楓は、鳴玉坊(めいぎょくぼう)で妓女の明月(めいげつ)を取り合っていた高震(こうしん)と瑟瑟の兄・趙士玄(ちょうしげん)が対決しているのを見て、一抹の不安を覚えていたが、案の定、高震が趙士玄を故意に蹴りケガをさせてしまう。そして、このとき高震の肩を持った承鄞は瑟瑟との仲をこじらせてしまう。意外にも趙家に力があることを知った宣徳王は、この機に乗じて承鄞から瑟瑟を奪おうと考え...。